連夜で。

2010年3月21日 恋愛
 あの人と外泊。



 何かあったんだろうなぁ…無言でminの身体を抱きすくめてる。

 明日も1日に一緒に過ごせるらしいけど。
 あの人が迎えに来て、今夜は外でお泊まり。





 時代劇でよく見掛ける、お馴染みの、

 あぁ~れぇ~。

みたいな体験をした(笑)。
 あんなに手際よく人の服を剥ぎ取れるのって、ある意味才能?
 朝5時。
 あの人の腕の中で、目覚める。

 ずいぶん明るくなったんだなって思いながら、帰宅。





 なるべく笑っていよう。

 あの人が異動して思い出す、部下として仕事しているminが泣いているな
んてならないように。

異動先、決定。

2010年3月17日 恋愛
 今日から3日間で、断続的に管理職・地公臨・県費職員(本務者)の人
事異動が内示される予定。



 あの人の、異動先が内示された。

 表情が曇っていたから、良くない内示なんだと…。
 責任を感じる。

 

 夜、仕事が終わらず9時近くに帰宅したmin。
 あの人から、メール。

 夕飯まだでしょう?一緒に食べよう。



 正直聞くのが怖くて逃げていたんだけど、いつまでも逃げられないのは分
かってること。

 他郡市…しかも、ずっと仕事してしたブロックから出ることに。




 確かに、minは願ってたよ。
 真剣に祈ってた。

 女性の自宅から、なるべく遠い勤務校になるようにって。
 今の勤務校は女性の自宅と本当に近くて、休日に仕事に行ってはその後会
っていたようだから。


 その願いは、叶ったよ。

 でも、いくらなんでも遠すぎる(涙)。






 あの人は、表面的には飄々としていて…。


 年度初めは、さすがに忙しいから会えないかも知れないけど…。
 minが望んでくれるなら、俺頑張って時間作るから。




 
 何もかも切り替わる、年度末年度初め。

 この切り替わりは、いい方向に転がってくれるのかな?
 あの人に対しての想いが冷めてきた訳じゃない。


  でも、年度末で途切れてしまうのではないか?


 そんな“諦念”が、私の中にはある。




 でも、あの人は違うらしい。

 会いたいと“駄々”をこねられて、夜半に出掛けていく。



 minに会わないと、俺枯れちゃうよ。



 minを腕に抱き込んで、頬ずりしながら幸せそうに眠りにつくあの人を
腕の中から見上げながら…minも眠りにつく。


 こんな日々が続くなら、頑張っていいのかな?
 すごくいい天気。

 間違いなく、ハイキング日和だよ。





 minとあの人が出掛ける日は、何故かいつも天気が悪くて、気持ちのいい
“晴天”ってことがない。

 minも晴れ女。
 あの人も晴れ男。

…のはずなんだけど。





 こんなにいい天気の中、あの人は女性とビール片手に袋田の滝付近をハイ
キングしているはず。




 物思いにふけちゃうなぁ…。

 
 いつもよりも遅くまで一緒に朝を過ごして、あの人を自宅まで送っていく。

 


 女性と旅行に出掛けていくあの人を、見送るんだろう?


 いつまで、私は耐えられるんだろう?
 夜。
 結局、血走った目に負けた感じで一緒に過ごすことになりました。

 本当は、距離を置いた方がいいのかも知れないんだけど。
 傍にいたいと思うのも事実で。



 部屋に入ると、…その前からずっと手を繋いだまま。
 部屋に入るとあっという間にあの人の腕に抱き込まれて、そのまま膝の上
に向き合うように抱っこされてた。

 体重がどんどん減っていることは、あの人に指摘されるまでもなく自分が
一番分かっていること。
 体重が今よりずいぶんあったところで。
 必死に抵抗したところで、あの人の腕から逃げ出すことはできない。

 minの身体には抱きしめられる感触が、きっとあの人の腕にはminの身体の
感触が染み込んでしまうくらい抱きしめ合っていたかと思うと、あの人はお
風呂の用意を始め…。
 

 いつもと同じ。
 自分の服が脱ぎ終わるとminの服を脱がし始め、抱えられたまま浴室へ。
 世話をされているのか。
 甘やかされているのか。

 お互いに髪と身体を洗い合う瞬間だけ、あの人の腕の中から出られる。
 


 入浴後は、あの人は晩酌の続き。
 そして、夕食をほとんど摂れないminに“夜のおやつ”としてプリンやド
ーナツといった甘い物を食べさせる。
 それこそ、必死に“餌づけ”している感じで。

 この間も、あの人の腕の中。膝の上。

 眠るためにベッドへ移る時も、あの人に抱えられたまま。



 minと違って、俺は夜眠れない訳じゃないんだ。
でも、minを腕の中に抱いていないと、熟睡できない。


 まるで抱き枕のようにminの身体を腕に抱きしめたまま、ぽつりと耳元で
あの人が呟く。

 minは、俺と一緒だとよく眠れるって言ってくれたよね。
なら…毎晩一緒に眠ろう、こうやって。
 ずっと…こうして俺にしがみついてて。





 毎晩一緒に眠るって、どういうことか分かっているのかな?


 埋められた、“外堀”を強行突破しなきゃならないんだよ?

 女性や、女性が自分とあなたとの関係を“布教”した、たくさんの人達と
向き合っていかなければならないんだよ?





 勿論。
 あなたが強行突破するなら、独りではさせないけどね。 

奇襲。

2010年3月12日 恋愛
 土日に旅行に出掛ける人に、夜更かしをさせられないと思うminはおかし
いのだろうか。

 あの人は、おかしいと言う。



 あの人から1時間早く退庁していたmin。
 いつもと同様に妹のための夕食を支度をし、例によって柔らかい音楽の海
に浸っていたのだ。

 毎晩通って来るだなんて、絶対できないと思っていたから。


 コンコン。
 車庫側の、居間の窓ガラスを叩く音。
 カーテンを引くと、仕事着(シャツにネクタイ、スラックス)の、あの人。

 寒いから、早く開けてよ。

 玄関を開けると、あの人は自然な感じで居間に上がり…。



 ちょっと待って。
 あなた…アポなしですか!?




 min、今夜一緒にいてよ。
 今夜一緒にいてくれるって言ってくれないうちは、帰らない。



 妹…帰ってくるんですけど。






 あの人細い目なのに血走っているのが分かるほどだったのと、妹の帰宅
時間が刻々と迫っていたので頷かずにはいられなかった。

 さすがに初対面にしては、シチュが悪すぎる。

 



 そこにこだわる必要はないのかもれないけどさ(涙)。
 『先日の日曜日の代わりに会いたい』

 そう女性から言われていると、お嬢さんが帰省しているのにも関わらず、
女性と会うために早めに退庁していったあの人。


 先週の金曜日の飲み会の晩。
 女性に携帯をまた盗み見されたらしく、大喧嘩の最中のはずでも予定通り
に会える【オトナな2人】にさすがのminも驚いた(笑)。
 度重なる女性の行為に珍しくキレたあの人は、“携帯なんか使わない”と
日曜日の晩から1日の大半の時間携帯の電源を切っている。

 まぁ。
 会っている時間に、メールを送るような真似はしないけど。


 
 あの人から遅れること1時間後に退庁して、帰宅してから妹のために夕飯
の支度して。
 その後は、好きな音楽の中に浸っていた。

 バッハの【主よ、人の望みの喜びよ】。

 引き続き仕事を持ち帰らない“運動”を継続しているからやることないし。
 何も考えないようにしなければ、足下から崩れそうだったし。



 着いたから、開けて。
 寒いから、早く開けてよ。



 柔らかな流れを遮る、着信音。

 玄関を開けるとあの人が立っていて、そのまま抱き寄せられた。




 minが会いに来ないなら、私が会いに来るから。
 毎日でも。

 身を退かなきゃかなぁって、ふと思った。


 ボスが昨夏に言った言葉が真実なら、あの人は…あと3週間で本校からい
なくなってしまう。
 そこで“切れてしまう”関係ではないだろうことは分かる。

 あの人の“想い”は、分かるから。


 でも。
 女性の息子さんは春には家を離れ、女性は今よりも格段に“時間”を手に
入れることは確実。



 少しずつ…。
 あの人と距離を置いていった方がいいのかもしれない。



 悲しさに自分が潰れないように。
 あの人の足手まといにならないように。

 女性を朝送り届け、そのあしで学校へ行き、仕事を片づけたというあの人。

 そして、そのあと午後は人権の出張。


 そんな“大変お疲れ様”な予定を、minは聞いていた訳で。

 でも、昨夜からのワックス掛けで疲労困憊。
 お昼寝していました。


 そんな夕方5時。

 出張終了、これから寄る。

 こちらお構いなしのメールが届き、5分後には我が家。

 今夜9時頃、このあいだの約束通り迎えに来て。今夜は、外で泊まろう。
それで、明日は俺の車に変えて、どこか遠出しよう。



 minとしては何時した約束なのか全く分からず、その確認もできないまま
あの人の早い口調と勢いに『うん』と言わされた感じ。
 一度口を挿もうとしてみたものの、


 いいから…傍にいて。


 何も言えなくなる。


 今夜は、外でお泊まりだそうです。
 いってきます。
 今夜は、女性と女性の知人との飲み会だという…あの人。

 前々から聞いていて、勿論嫌で。
 でも、嫌って言えなくて。


 だから、間接的に“いじわる”してみた。

 昨夜10時から7時間一緒にいたのに、駐車場まで送ってもらってお別れ…
というタイミングで、

 ぁ…言い忘れていたんだけど、今夜、○○くんと2人でご飯食べに行くんだ。


と、言ってやった。
 ○○くんとは、minの同期(20代・新婚)。
 勿論、あの人の綺麗な眉間に深く、くっきりとした縦じわ。

 一重の細い目(笑)に、剣呑とした光。

 ガバッ。

 細身のくせに綺麗に筋肉がついたあの人の腕が、某アニメの主人公並みに
伸びて巻きつき…。

 軽く、羽交い締め。

 本来ならそれぞれが30分は寝直せるはずだったのに…。




 あなたと女性みたいに、私と○○くんは“艶めいた”関係
じゃないもん。
 清く正しい、同僚で、同期だもん。

 自分勝手に拗ねんな(怒)


攻防。

2010年2月28日 恋愛
 実はmin、昨夜は県外の某温泉で“おひとり様旅行”を決行中ということ
になっていました。

 まぁ…D.N.を更新していましたから、自宅にいた訳ですが。

 金曜日の放課後、D.N.にも書いた“放火好き”な先輩職員(40代後半
・女性)のおかげで【管理職の顔】をしていたあの人と険悪な空気にになり、
飲み会いってらっしゃいのメールも送らなかった。
 そのあと、丸1日連絡取れないのに。
 その1点だけでも、あの先輩には腹が立つ。


 飲み会に参加し、予定通り女性と宿泊、天気が好転したから日帰りで遠出
してきたあの人が、minの所在確認のメールを寄越し始めたのが昨夜8時。

 どうせ暇だから、1人で旅行でも行こうかなぁ。 と、木曜の晩にminが言った
のを覚えていたらしい。

 教えてやらなかった。
 自宅にいるよって言ったら、あの人来そうだったから。

 メールの行間から、そう感じたから。



 少し、困らせてやりたかったんだ。
 minだって我慢したくない、譲りたくないことだってあるんだって。




 朝から2時間休日出勤してきたあの人から、minの所在確認と『会いたい』
というメールが来始めたのが11時。

 押して。
 引いて。

 いつも短気な自分に頑張れなくて退いてしまうあの人が、今日は何故か退
かなかった。

 玄関に、入れてあげた。

 明らかに寝不足の目元に、悪いことしたなぁって思った。

飲み会恒例の…

2010年2月26日 恋愛
 あの人を、飲み会まで女性が送迎する日。

 迎えに行って、そのままお泊まりするのも恒例。



 
 昨夜、あの人を拒んだ。
 求められても、心も身体も反応しなかったから。

 あの人は、『何で?』と不審がったけど。

 お母様に鉢合わせしちゃったショックだと、嘘をついた。
 どうせ今夜、女性とそういう行為に及ぶはずだし。

 ちゃんとできないとあの人が詰られるだけ。




 女性は会う度に、積極的に身体の関係を求めるらしい。
 きっと、色々考えて拒む私はかわいくない女なんだろうなぁ。
 誰にって…。

 あの人の、お母様です。



 今夜も、あの人の『一緒にいたい』という言葉に絆されて出掛けることに
なったのが10時前。
 minも一緒にいたいから、絆されちゃうんだよなぁ。

 いつものように近くの駐車場に車を停め、あの人に迎えに来てもらって、
手を繋いであの人の家の中へ。
 玄関のたたきで靴を脱ごうとした瞬間、玄関脇のご両親の自室から、あの
人のお母様が廊下に出てきた。

 咄嗟にあの人がminの腕を掴んで、すっと自分の背に庇ってくれた。

 でも。
 暗いところから明るいところって、実はよく見える。

 お母様がトイレに入った途端、玄関脇反対側の居間にあの人と逃げ込み、
出ようと思ったら今度はお父様がトイレへ。
 肝を潰すどころの話ではない状態で、あの人の2階の自室へ。


 あの人曰く、
 ●●(女性の名前)じゃないって分かっただろうなぁ。
 うちの婆さん、minの顔もしっかり見えたと思う。
 あのあと玄関まで来て、靴も確認してたし。



 そりゃそうでしょう。
 minは簡単にあなたの背中に隠れちゃうけど、女性はあなたより縦も横も
大きいもの。
 それに髪型だって違う。
 勿論顔立ちだって。

 いや…そうじゃない。
 問題はそうじゃなくて…。

 今週は連泊だったし、そうじゃなくてもよく通っていたし、いつかは鉢合
わせって事態はあるとは思ってたよ。
 でも、鉢合わせを避けるために、朝5時起き厳守だったんでしょう?

 それより、何でそんなに落ち着いてるのよ?
 お母様に、見られたんだよ。女性を引き込んでいるの。




 どうすんの。
 いつものように女性に押し切られ、自宅に入れる事態になった時、お母様
の口から漏れたら。

 その淡々とした口調が、理解不能。

疑惑の寝言。

2010年2月24日 恋愛
 日曜の晩から、4日連続であの人の家で泊まってる。


 正確に言うと、夜10時過ぎにお出掛けしていって、翌朝5時に帰宅。


 立派な“二重生活”をやっている訳です。


 minが『行かない』と言うと、大人げない程あの人が拗ねるから、結局折
れてしまうのだけど。

 一緒に眠りについて数分?数十分経った頃。


 あ:『あいしてる…ぁ、min…』


 違う…女性の名前を呼びかけたような嫌な間のあと、minの名前を呟いた
…ように聞こえた(凹)。
 正直、女性の名前とminの名前は雰囲気の似た名前だから、寝ぼけていた
minも自分の耳に自信がない。

 でも、身体が反応しちゃって…。
 いつものように巻きついているあの人の腕を剥がすように寝返りを打ち、
そのあとは、抱きすくめられることすら拒んだ。


 眠れる訳はない。
 同じベッドを分け合って眠ったのに、翌朝の頭痛は半端なかった。

2月も最終週。

2010年2月22日 恋愛
 あの人と同じ職場にいられるのも、あと5週間。

 別々になることがいいことなのか悪いことなのか、結局ここまで来ても分
からない。



 別れないと言っている女性を、今時点では拒んではくれないし。
 夕方。
 旅行から戻ったあの人が、我が家による。


 昨日、私を送り届けた時と変わらない服装で。

 『美味しいらしい…よ。』

 日光のお土産として、“鬼平の羊羹本舗”の水羊羹を買ってきた。

 気遣ってくれるのは嬉しいよ。
 それは間違いない。


 でも、旅行に行かないでくれた方が何倍も嬉しいよ。

 minとは、もしかしたら一生行けないかも知れないんだから。
 自分が籍を置く職場の上司として、知り合ってもうすぐ2年。
 『好きなんだけど』と抱きしめられ告白されてから、もうすぐ1年。


 基本的には【自己中のB型男】であるあの人の、職場での素敵な程の
いい人ぶりに…猫かぶり具合に驚く日々。
 実は(陰では)人間の好き嫌いがとても激しいあの人が、基本自分にも人
にも厳しいあの人が、傍目から見たら微笑ましいくらい甘いのって…minに
対してだけかも知れない。
 勿論“仕事”は抜きで。


 何でそう改めて思ったのかというと…。

 あの人、なんでも一緒にするのが好き。
 最近慣れてきたけど、寝るのも一緒、お風呂も一緒…まだある。

 昨夜もいつものように一緒に入浴し、髪の毛もお互いに洗いあったさ。
 minさん…口調が投げやりになってますよぉ。

 代謝のいいあの人は寝汗を大変かくので、大抵翌朝も入浴する訳ですよ。

 ただ、昨夜は珍しく一緒に飲んだし、旅行前に何かをし納める勢いでずっ
と絡みつかれていたし…。

 まぁ…minの寝起きがすこぶる悪かった訳ですよ。
 あの人の、『min、お風呂入るぞ。』に反応しないくらい。



 だからって…。
 寝てる人間抱きかかえてお風呂入ることはないんじゃない?
 温かさに目を開けたら抱えられてお湯の中って、結構衝撃よ?

 実力行使にも、程がある。 
 甘やかしてくれてるんだとは思うけどさ。

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