追想 : 元彼のことを書いてみようかな。
2010年6月27日 日常 こうして書き始めて、もう“恋愛”のカテゴリーには入らないんだなって、
改めて認識。
今日は、元彼のお父様のお通夜でした。
minは、元同僚としてお通夜に参列しました。
受付で香典を手渡し、記帳代で記帳して、…式場内に入れなかったけど。
逃げるように建物を出てきた。
彼は、野球が大好きなお父様の影響で野球を始めたらしい。
だから。
野球談義になると、必ずお父様の話になった。
彼のお父様は煙草をこよなく嗜む方で、風邪をひいて咳き込んでいても煙
草を吸っていたなぁって、彼は笑って言ってた。
彼は、お父様の影響で早くに煙草を始めて。
何故か、数年前にきっぱり止めたらしい。
止めたのは、minが出会う前のこと。
止めたきっかけは、どことなく触れてはいけない雰囲気を漂わせていた。
ここ数年、お父様の体調が優れなくて入退院を繰り返してして。
今夜が峠…なんてことも言われていたみたい。
結果的に家を“出て”しまった自分を悔やんでいて、お父様の傍に付いて
いられないやるせなさに苦しんでいて。
その度に彼は慟哭していた。
いつか、父は自分(彼)を置いてこの世からいなくなってしまうんだって。
時折フラッシュバックする“痛み”を感じながら、彼は泣き震える。
minが傍にいる時も度々あった。
何人にも逆らえない“時間の理”をminが説いても、彼に耳には届かない。
その度に泣き震える彼を胸に抱いていた。
大きな背に腕を回し、髪を背を撫でてあげることしかできなかなった。
致し方ない。
でも感じる“無力感”に一緒に泣いたこともあった。
もう、彼を“男性”として愛してはいない。
それは、確かなこと。
ただ、誰よりも幸せになって欲しいとは思う。
minは、彼を幸せにしてあげらることができなかったから。
彼が泣いていたら…。
それが怖くて、minは式場には入れなかった。
喪主を務める、50半ばの男性が泣いているはずはない。
理屈でも分かってる、理性でも分かってる。
でも、彼が泣いていたら…。
それがただただ怖くて、minは式場に入れなかった。
彼をこの世に生み出してくれた大切な方に、お焼香することも手を合わせ
ることもできなかった。
最後のお別れをすることもできなかった。
なんて、駄目なんだろうね。
改めて認識。
今日は、元彼のお父様のお通夜でした。
minは、元同僚としてお通夜に参列しました。
受付で香典を手渡し、記帳代で記帳して、…式場内に入れなかったけど。
逃げるように建物を出てきた。
彼は、野球が大好きなお父様の影響で野球を始めたらしい。
だから。
野球談義になると、必ずお父様の話になった。
彼のお父様は煙草をこよなく嗜む方で、風邪をひいて咳き込んでいても煙
草を吸っていたなぁって、彼は笑って言ってた。
彼は、お父様の影響で早くに煙草を始めて。
何故か、数年前にきっぱり止めたらしい。
止めたのは、minが出会う前のこと。
止めたきっかけは、どことなく触れてはいけない雰囲気を漂わせていた。
ここ数年、お父様の体調が優れなくて入退院を繰り返してして。
今夜が峠…なんてことも言われていたみたい。
結果的に家を“出て”しまった自分を悔やんでいて、お父様の傍に付いて
いられないやるせなさに苦しんでいて。
その度に彼は慟哭していた。
いつか、父は自分(彼)を置いてこの世からいなくなってしまうんだって。
時折フラッシュバックする“痛み”を感じながら、彼は泣き震える。
minが傍にいる時も度々あった。
何人にも逆らえない“時間の理”をminが説いても、彼に耳には届かない。
その度に泣き震える彼を胸に抱いていた。
大きな背に腕を回し、髪を背を撫でてあげることしかできなかなった。
致し方ない。
でも感じる“無力感”に一緒に泣いたこともあった。
もう、彼を“男性”として愛してはいない。
それは、確かなこと。
ただ、誰よりも幸せになって欲しいとは思う。
minは、彼を幸せにしてあげらることができなかったから。
彼が泣いていたら…。
それが怖くて、minは式場には入れなかった。
喪主を務める、50半ばの男性が泣いているはずはない。
理屈でも分かってる、理性でも分かってる。
でも、彼が泣いていたら…。
それがただただ怖くて、minは式場に入れなかった。
彼をこの世に生み出してくれた大切な方に、お焼香することも手を合わせ
ることもできなかった。
最後のお別れをすることもできなかった。
なんて、駄目なんだろうね。
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